基幹型臨床研修指定病院 | 綾部市立病院

外来受付
月〜金曜 8:00〜11:30

※自動再来受付機は7:30より稼働

※外来診療開始は8:30より

※受付、診察時間は診療科によって異なる場合があります。外来担当医師表でご確認ください。

休診日
土・日・祝日
お問い合わせ電話番号
0773-43-0123

Language

臨床研修について

病院長・担当者からの
メッセージ

病院長から

当院に許可されている初期臨床研修医の採用枠は、1学年あたり2名(2学年で計4名)となっています。

当院は199床の地域密着型病院であり、決して大きな病院ではありませんが、各診療科に専門医が在籍しており、心臓血管外科、脳神経外科、重度外傷を除くほとんどの症例は、ほぼ当院で診療を完結できる体制が整っています。各診療科の垣根が低く、普段から各科が協力して診療にあたっておりますので、研修医にとっても幅広い研修ができると思います。またコメディカルも研修医教育に非常に協力的です。

専門医を選択する前の初期研修としては最適な研修ができると思います。
事前に連絡をいただければ病院見学も可能です。皆さんの応募をお待ちしています。

院長 志賀 浩治

プログラム責任者から


当院での初期研修について

症例のバリエーションと手厚いサポート体制

当院は、人口約18.8万人を抱える中丹医療圏の中核病院として、日常的に遭遇する一般的な疾患から、まれな疾患まで幅広い症例を経験できる、非常にバランスの取れた研修環境を提供しています。

医師だけでなく、看護師、コメディカル、事務職員に至るまで、全スタッフが研修医の教育に積極的で、「みんなで育てる」という温かな文化が根付いています。経験豊富な指導医のもとで、実践的かつ丁寧な指導を受けられるため、安心して学びを深めることができます。

少人数制だからこそ得られる経験とチャンス

研修医は1学年2名までの少人数制。症例の取り合いといった心配はなく、希望すれば他科ローテート中でも興味深い症例に参加するチャンスがあります。個々の関心や将来の進路に応じた、柔軟で深い学びが可能です。

また、過度に忙しすぎることもなく、自分の時間をしっかり確保できるのも当院の大きな魅力。無理なく、着実に成長できる環境です。

快適な生活環境とプライベートの充実

当院のある地域は「ほどよい田舎」。京都から特急で約1時間というアクセスの良さに加え、生活に必要な施設や大型スーパーもそろっており、不便を感じることはほとんどありません。

自然に囲まれた環境で、夏は日本海でのマリンスポーツや釣り、冬は神鍋高原でのスキーなど、気軽にリフレッシュできるアクティビティも満載。研修だけでなく、プライベートも充実させたい方にぴったりの立地です。


研修プログラムの概要と特色

本プログラムでは、プライマリ・ケアをはじめとする多様な医療ニーズに対応できる、総合的かつ実践的な診療能力の習得を目指します。臨床医としての基本的な知識・技術に加え、医師としての姿勢や態度も大切に育みます。

■ 1年次
  • 内科(6ヶ月)
  • 外科(2ヶ月)
  • 小児科(2ヶ月)
  • 麻酔科(2ヶ月)(気管挿管など救急手技を含む)
■ 2年次(協力病院にて)
  • 産婦人科(1ヶ月)
  • 精神科(1ヶ月)

一般外来研修は、内科・外科・小児科の研修期間中に行います。
救急研修は1年目から2年目にかけて継続的に実施し、基本的な救急手技を確実に習得していきます。

地域医療研修の特長

当院は200床未満の病院であり、地域医療研修を院内で完結できる全国的にも珍しい研修施設です。日々の診療を通じて、地域に根差した医療のあり方を肌で感じることができます。

選択科目と個別対応

必修科目以外の期間は、全診療科から自由に選択が可能。興味ある分野をじっくり学ぶもよし、将来の専門分野に向けて手技や知識を深めるもよし。
当直は1年次の5月より開始し、指導医・上級医とともに月34回を基本としています。プログラム内容は個々の希望に合わせて調整可能で、オーダーメイドのような柔軟な研修設計が可能です。


最後に

「じっくり学び、着実に成長する」。それが、当院での初期研修の魅力です。
地域に根差した医療と、多様な症例に触れられる実践的な環境で、あなたの「医師としての第一歩」を一緒に築いていきませんか?

プログラム責任者 長谷川 大祐