地域に根ざした病院として
令和6年4月1日付で院長を拝命しました志賀浩治と申します。よろしくお願い申し上げます。
私は平成10年4月に当院に赴任し、以後26年間循環器内科医として勤務して参りました。
この間に当院は、綾部市民の医療需要を満たすべく、増床や救急治療室、血液透析室などの整備、診療科の増設などに取り組み、平成20年代までは成長を続けて参りました。
ところが令和に入って以降、病床の利用率が低下し、病院経営に陰りが見え始めました。当初はコロナ感染症がその原因と考えておりましたが、その後、コロナ感染症が沈静化しても病床の利用率が回復しないことから、他の原因も考えざるを得なくなりました。
この地域の人口減少が最大の原因であるように思われますが、他にも原因がないかどうか検討し、持続的運営が可能な「コンパクトな高機能病院」を目指して取り組んで参りたいと考えております。
どうか皆様のご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。
綾部市立病院 院長 志賀浩治