概要
原発性肺癌・転移性肺腫瘍や縦隔腫瘍、胸膜・胸壁腫瘍などの胸部悪性疾患のほか、気胸・膿胸などの良性胸膜疾患、肺結核・肺真菌症などの炎症性肺疾患、重症筋無力症や手掌多汗症などの特殊な疾患も取り扱います。また、診断を目的としたびまん性肺疾患や縦隔腫瘍などの手術(生検)も行います。手術は可能な範囲で低侵襲な胸腔鏡下での手術を行います。拡大手術等は京都府立医科大学呼吸器外科と連携をとることで専門的医療が提供できるように努めています。気胸などで緊急を要する場合も救急で対応いたします。
National Clinical Database(NCD)の手術・治療情報データベース事業への参加について
肺がんの手術について
肺がんの手術は胸腔鏡(きょうくうきょう)と呼ばれる径1cmくらいの長い筒状のカメラを用いて行っています。これを肋骨と肋骨の間から挿入して胸腔内を見ながら手術操作を行います。一昔前は20-30cm位の大きな傷で、かつ肋骨を切って手術を行う「開胸手術」が主として行われていましたが、現在では胸腔鏡手術が主流になっています。大きな利点としては、傷が小さくて済むので手術後の痛みが少ないこと、手術後の回復が早いことなどがあげられます。肺がんの標準手術である肺葉切除術の場合、手術から退院までは約4〜7日程度です。輸血はほとんど必要ありません。
統計(過去5年間)
呼吸器外科手術症例数
原発性肺癌術式
診療日
木曜日・金曜日 | 完全予約制(ただし緊急の場合はこの限りではありません) |
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月曜日 | 通常の受付(7:30~11:30) |
変更になる場合があります。担当医表・休診・代診情報をご確認ください。
※詳しくは外科外来へお問い合わせください。
なお、肺癌予防の観点から禁煙外来(隔週の金曜日・完全予約制)も行っております。
お気軽にお問い合わせ下さい。
スタッフ紹介
氏名(卒年) | 専門分野 | 資格 |
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副院長 井伊 庸弘 (H5年) |
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西井 真知子 (R2年) |
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川西 凜太郎 (R3年) |