概要
足の表面の静脈(表在静脈)がふくらんでくる下肢静脈瘤や、動脈の老化である動脈硬化によって血液の流れが悪くなるために歩くと足(特にふくらはぎ)が痛くなってくる閉塞性動脈硬化症や、お腹や胸の奥にある大動脈と呼ばれる太い血管が瘤になる大動脈瘤など、心臓血管外科領域の病気の診察を行っています。診療は非常勤医師による外来診療のみとなります。
診療内容
主な病気の診療内容は下記のとおりです。
下肢静脈瘤は静脈の弁のもれによる逆流が原因であるため、超音波検査で逆流の状態を調べるとともに、奥にある深部静脈と呼ばれる本幹の状態も調べます。静脈瘤が軽度~中等度で深部静脈に問題がない場合には、表在静脈の結紮や静脈瘤の部分切除による日帰りでの手術治療が可能です。なお静脈瘤によって足のだるさやむくみが見られる場合には弾性ストッキングの装用が奨められます。
閉塞性動脈硬化症は主に骨盤~大腿部の動脈が細くなったり詰まったりして足への血液の流れが悪くなります。脈が触れるかどうかの診察のほか、腕と足の血圧を同時に測り比べるABIという検査などで病気が疑われる場合には、造影CTで動脈の状態を調べます。治療は病状によって薬物療法・カテーテルによる治療・手術治療などを選択します。なお足が痛くなる原因は血管の病気がすべてではなく、腰部脊柱管狭窄症などの整形外科的な病気によることも多くあります。
診療日
第1・4金曜日 | 8:30〜 完全予約制 |
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第2・4水曜日 | 10:00〜 完全予約制 |
変更になる場合があります。担当医表・休診・代診情報をご確認ください。
詳しくは外科外来へお問い合わせください。
スタッフ紹介
氏名(卒年) | 専門分野 | 資格 |
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非常勤医師 増田 慎介 (H2年) |
心臓血管外科 |
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非常勤医師 川尻 英長 (H18年) |
心臓外科 血管(大動脈)外科 大動脈ステントグラフト治療 |
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